いざ病院に運ばれてみると!!!


前回、脱腸の激痛で救急車に乗ることになったわけですが、
この救急車の乗り心地は、激痛で苦しんでいる患者には最悪なものでした!!

まずストレッチャー自体にバネとかクッション性のシートのようなものがなく、
冷たい金属(アルミ)の板のような固いところに寝かされ、

救急車自体もショックアブソーバーが固すぎて、
走行中、道路のちょっとした段差も拾ってしまい、
激痛で苦しんでいる私の患部に、その振動がダイレクトに響いてくるものですから、

そのたびに、「ギャーあああああああ!!!」を何度も叫ぶことになりました。

病院到着前に死ぬかと思いました(T_T)

もうちょっと救急車は痛みで苦しんでいる患者への配慮があってほしいものです。

やっとのこと救急病院に到着すると、
今度はまた病院の用意してくれたストレッチャーへの入れ替えです。

またもや、「ギャあああああああ!!!・・・」

そして、すぐいくつかの検査を受けることになりました。

まず最初に「CTスキャン」・・・・・。

このCTスキャンの撮影には造影剤の注射も打たれます。

そして、直径50pくらいの大きなドーナツ状の輪っかの中に体を潜らせるわけですが、

この時も、私が脱腸の激痛から逃れるために、
「くの字」の立てひざ状態になっている姿勢を、
CTスキャンの穴に入れるように、ひざをギューッと伸ばすよう要求されます。

またもや、「ギャあああああああ!!!・・・」(油汗だらだらの悶絶状態!!!)

CTスキャンの後は採血でまた腕に注射針を打たれます。

そして、脱腸の担当医の先生が病院に来るまで、また待たされることになります。

その間私は点滴を打たれた状態でひたすら痛みを我慢し続けます。

激痛で苦しみ続けている私にとっては、もの凄い長い時間に感じました。

ようやく、担当医が私のもとに来てはくれたものの、
すぐ手術とかしてくれるわけではなく、
最初は何とかはみ出ている腸を元の位置に戻そうと手で押そうと試みるのですが、

その度に私が、悶絶の痛みを感じるので、

「その押し方では無理です先生! じ、自分でやります!!」といい、

いつも自分でやっていた戻し方で、試みることにしました。

そしたら、あら不思議!!

あれほどパンパンに腫れあがっていた脱腸部分がス〜っと、引っ込んでくれたのです。

結局、自分で治しちゃったわけです。

まったく、病院に来た意味がなくなりました。

ただ、拷問のような痛みを味わうために来たようなものです。(T_T)

とりあえず、その日は一日安静にして様子をみるため、入院して翌日退院しました。

ということで、この激痛事件こそが、
妻が行っている米なし、パンなし、パスタなしの
「食事療法」実行決意への最大の理由となります!!

今日はここまで。

次回は、米なし、パンなし、パスタなしの「食事療法」の詳細について、語ります。




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