米なし、パンなし、パスタなしの「食事療法」を実行するに至る、もう一つの理由


はい、ではさっそく前回の続きということで、

米もパンもパスタも食べてはいけない!・・・という、

一見辛そうに感じるこの主食無しという不思議な「食事療法」を、

主食が、だ〜い好きな!この私が、実行するに至る、

もう一つの理由について語っていこうと思います。

実は私は「ヘルニア」という持病があるのです。

よくヘルニアというと、腰のヘルニアと思われる方が多いですが、
私の場合は「鼠径(そけい)ヘルニア」です。

いわゆる「脱腸」というやつで、
小股の筋力の弱った部分から腸がはみ出てきてしまう病気です。

この「鼠径ヘルニア」は手術でしか治らない病気なのですが、
私は手術とかは恐いので、絶対受けたくないと思っており、

時々起こる脱腸の症状は手で押し込めばすぐ戻っていたので、
ほったらかしにしておいたのです。

しかし、いつもだったらすぐ戻せていた脱腸が
つい1か月ほど前の真夜中2時ごろに全く戻らず大激痛が発生するという、
今思い出しても非常に恐ろしい体験をしたのです(>_<)

お腹の中がフーセンのようにどんどん膨らみ、飛び出てくる腸が引っ込まず、
破裂するんじゃないかっていうくらいカッチカチの脱腸になってしまっており、
もはや拷問を受けているような痛みで、息するのも大変で絶叫状態でした。

当然妻も慌ててしまい、病院嫌いな私に「救急車よぶから!いいね?」と言ってくる。
私は「手術は嫌だから、呼ばなくていい!」と答えますが、

私が大激痛でもがいている姿を見かねて、妻は「もう救急車呼ぶから!!」と、
とうとう救急車を手配してしまいました。

私もこの激痛にはさすがに耐えかねて、病院に行く覚悟を決めました。

しかし、いざ救急隊員が迎えにきてくれたものの、
ストレッチャーに私を乗せるには、狭い部屋から私を運び出さなければならないわけです。

そこで私の運び出しには、救急隊員4人がかりで、
取っ手付きの丈夫なナイロンシートのようなもので行うことになるのですが、
ただでさえパンパンに腫れて激痛が起きている脱腸部分を、さらに圧迫される状態に・・・・・!!!!

「ぎゃーあああああああ!!!!!!!!」(真夜中の2時に大の男が絶叫です!!)

さらに玄関外のストレッチャーに載せる時も、

私の痛みを理解できていないため、スピード優先というのか、

「せーのっ!」ドタンッ!てな感じで、

またもや、その振動が患部に伝わり「ぎゃーあああああああ!!!!!!!!」

いざ、救急車内に載せられる時も・・・・!!!!

「せーのっ!」ガタンッ!!!

「ぎゃーあああああああ!!!!!!!!」(もう、油汗の虫の息状態です((+_+)))

まじで、死ぬかと思いました!!!

もう少し優しくしてほしかった・・・・(T_T)

そのあと、すぐに病院に運んでくれると思ったら、なかなか受け入れ先の病院が決まらず、
さらに5分くらい救急車内で待たされることになります。(まあ、真夜中の2時ですから・・・)

一番近くの救急病院では交通事故など、もっと緊急な患者の受け入れを優先しているため、
脱腸程度では受け入れをすぐにはしてくれないのです。

これにはちょっとビックリでした!(マジですか〜!こんなに激痛で苦しんでいるのに〜救急車の意味ないよ〜・・・!)

救急車に同乗した妻も、さすがにこの対応に苛立ちを感じ、
救急隊員に向かって「早くして下さい!!」と、怒り口調で叫んでいました。

で、結局他の受け入れ先病院が見つからないため、
さっき断られた救急病院に、再度お願いして受け入れの許可をもらえたわけです。

(最初っからそこ連れてってくれよ〜・・・なんなの、この5分待たされるってのは・・・(T_T))

と、いうことで今回はここまで。

次回は、「いざ病院に運ばれてみると!!!」




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